ロックインカンパニー、モバイルアプリセキュリティソリューション「リアプリ」GS認証1等級獲得

2016.01.26

モバイルセキュリティ専門企業ロックインカンパニーは、同社のモバイルアプリケーションセキュリティソリューションである「リアプリ(LIAPP, LOCKIN APP PROTECTOR)」が韓国情報通信協会(TTA)から国内品質優秀ソフトウェアに付与されるGS(Good Software)認証1等級を獲得したと26日明らかにした。

これにより金融圏モバイルセキュリティ市場攻略に続いたロックインカンパニーの次のターゲットは政府・公共機関市場になる見通しだ。

ロックインカンパニーは国家公認機関から政府・公共機関の納品に必要な客観的技術力を公式に認められただけに、今年から本格的な公共市場攻略に乗り出すことにした。

GS認証はTTAが国内SWの完成度を評価するために設けた制度で、昨年末から行政業務SW適合性評価制度と既存SW品質認証が統合された。

これにより、GS認証1等級に選定されると、中小SW企業が開発したSW品質を政府で認証してくれるSW品質認証とともに、行政業務に適したSWを認証してくれる行政業務SWの資格まで整えることになる。

リアプリは今回のGS認証を1等級で獲得し、中小企業製品優先購入制度、行政・公共情報化事業構築・運営時にGS認証製品優先導入などの公共機関優先購買対象の恩恵を受けることになった。

今回のGS認証1等級獲得を通じてロックインカンパニーは最近、政府3.0政策の一環として公共機関の業務手段がPCからモバイルデバイスに拡張しつつ生じている新規公共市場攻略に心血を傾ける計画だ。

政府3.0の趣旨である公共情報開放・共有・コミュニケーション・協力精神に応じて各種の苦情業務を現場で処理したり、情報をより便利で簡単に提供するための公共機関アプリが引き続き発売される状況。

ロックインカンパニーはこれに対するセキュリティ問題を解決するためのソリューションとしてリアプリを積極的に広報し、関連市場拡大に拍車をかけるという計画だ。

2014年9月に発売された「リアプリ」は、クラウドベースのAndroidアプリのソースコード保護サービスだ。

最近、Androidアプリの90％以上がハッキングの脅威にさらされている状況で、「リアプリ」は既存のPCのセキュリティ構造ではなく、モバイル環境に合わせて新たに設計された。単純なソースコード再配列の難読化方式ではなく、すべてのハッキングツールを源泉遮断する暗号化ソリューションでわずか数秒でワンクリックで簡単に適用が可能だ。近年強化されたコンプライアンスの遵守やフィンテック環境の変化から金融圏やゲーム会社などを中心に関心が高まっている。

ロックインカンパニーチェ・ミョンギュ代表は「今回、SW品質検証といえるGS認証取得を通じてモバイルアプリに最適化された強力なセキュリティ性を認められた」とし、「公共市場でまだ共通評価基準であるCC認証制が導入されていない状況で、GS認証獲得を契機に政府・公共機関のモバイルアプリセキュリティ市場を積極的」