ロックインカンパニー「ソースコード暗号基盤モバイルアプリ保護市場拡大」
特化した製品群で企業・ゲーム・金融市場積極攻略、「モバイル統合セキュリティ企業」目標
2016.01.19
モバイル機器のユーザーが大幅に増え、モバイルセキュリティ脅威が大幅に増加した。
モバイルセキュリティ会社「悪山」の調査によると、上位100個のAndroid有料アプリ(アプリ)のうち97%が、Apple iOS有料アプリのうち87%がハッキングされたという事実がある。人気の無料アプリ対象ハッキングが増加し、金融サービスや医療、商取引関連の無料アンドロイドアプリを対象にハッキングが行われている。
企業がモバイルアプリをたくさん出しているが、モバイルアプリのセキュリティには無視して発売されることが多反射だ。
モバイルアプリ自体に対するセキュリティ対策が切実な時点だ。個人ユーザーは無料で提供されるモバイルワクチンの使用をお勧めします。企業は業務に使われるモバイルアプリやサービスのためのアプリ提供時にハッキングを源泉遮断できるようにアプリ保護案が必要だというのが専門家らの指摘だ。
モバイルアプリを発売しながらセキュリティに無駄になると、モバイル開発会社などはソースコードを複製・盗用されることができる。セキュリティに脆弱なアプリによって機密情報が漏洩し、ユーザーが金銭的にも被害を受ける可能性がある。
モバイルアプリ保護ソリューションを提供する専門会社であるロックインカンパニーのチェ・ミョンギュ代表は「モバイルアプリはPCで使ってきたプログラムに比べてハッキングがはるかに簡単だ。モバイルアプリはコア設計図である開発者ソースコードが容易に公開されることができる。
ロックインカンパニーは2013年9月に設立されたモバイルアプリセキュリティ専門のスタートアップだ。 10年以上、セキュリティ分野の専門家が集まっている。チェ・ミョンギュ代表は会社設立直前にネオウィズゲームズでゲームハッキング防御業務を担当した。
ロックインカンパニーの代表ソリューションである「リアプリ(LIAPP, LOCKIN APP PROTECTOR)」は、モバイルハッキングを源泉防御できるように設計された統合アプリモバイルセキュリティソリューションだ。重要な機能は、ソースコードとアプリ全体を暗号化して保護するという点だ。デコンパイルとデバッグをブロックしてアプリ分析を防止し、ライブラリなどの重要情報も暗号化して保護する。
アプリに深刻な脅威になる可能性のある各種ハッキングツールと仮想マシンを検出し、ハッキングを源泉遮断することができる。
チェ代表は「モバイルアプリは一度ソースコードが目に見えるということが問題だ。難読化ソリューションはソースコードを解読するのが難しくなる。しかし、これも不足している」とし、「ソースコード全体を暗号化しなければアプリハッキング、偽造などを防止できる」と難読化ソリューションとの差別性を強調した。
難読化は単に単語を再配列して読みにくくする方式だが、ソースコード自体を暗号化してソースソースを源泉的に見えないようにする。
ロックインカンパニーはソースコード保護機能から出発した「リアプリ」を発展させ続けている。現在、リアプリは、ソースコード暗号化、メモリハッキングブロック、偽造防止、ライブラリ保護、アンチデバッグ、仮想マシン検出によるハッキング防止、ゲームエンジン保護、リパッケージングブロックなど、アプリに必要な多様なセキュリティ機能を提供している。
もう一つのリアプリのメリットとして、チェ代表は簡単で迅速な適用が可能であることを聞いた。 「リアプリ」は基本的にクラウド方式を利用してすべてのセキュリティ機能を簡単に構築できるように提供する。クラウド方式を望まない場合、社内構築も可能だ。
チェ代表は「モバイル環境はライフサイクルが短い。迅速な開発サイクルに合わせて、開発者がリアプリサイトにログインしてクリック数回で適用環境を設定し、開発されたアプリをアップロードするだけで必要なアプリ保護機能が適用できるように支援する」とし、「最小3秒から7秒間保護機能が適用されたアプリをダウンロードできる」と説明した。
ロックインカンパニーはこのような強みをもとに「リアプリ」を積極的に紹介し、ゲーム、金融、企業などに供給しながら底辺を拡大している。
創立2年ぶりの昨年上半期の売上は前年比200%成長する成果を収めた。また、KDB産業銀行からモバイルセキュリティ企業として初めて投資を誘致するなど、会社の成長に速度を出している。
今年は特化した機能をもとに市場をより積極的に攻略するために「リアプリ」製品群を細分化した。
公共機関と企業のための「ビジネス用リアプリ(LIAPP for Business)」、ゲームアプリに特化した「ゲーム用リアプリ(LIAPP for Game)」、「大企業・金融使用用リアプリ(LIAPP for Enterprise)」で構成される。
「リモ(LIMO, LockIn MObile)」ブランドでアンチウイルス機能まで含むモバイル統合セキュリティ製品も近いうちに発売する。
今後海外市場進出も推進する方針だ。チェ代表は「今年と来年までは国内市場に集中する計画だが、米国、中国企業との連携もすでに推進するなど海外市場進出のための橋頭歩も設けている」と明らかにした。
一方、ロックインカンパニーは昨年に続き、今年もスタートアップとモバイルアプリ開発者を対象に「リアプリ」を無料提供するイベントを進行しながら、モバイルセキュリティ認識の向上と知的財産権保護のための活動も進めている。