韓国ホストウェイ、クラウド転換・以前支援プログラム発表
2015.07.21
モバイルアプリのセキュリティソリューション企業とグローバルデータセンター企業が出会い、クラウド方式のセキュリティソリューションの展開に先駆けている。
モバイルアプリケーションセキュリティ専門企業ロックインカンパニー(代表チェ・ミョンギュ、www.lockincomp.com)は、クラウドデータセンター企業である韓国ホストウェイ(代表理解民、www.hostway.co.kr)と戦略的事業提携(MOU)を締結し、事業拡大に積極的に乗り出すことにしたと21日明らかにした。これにより、ロックインカンパニーはICT環境の新市場に浮上しているクラウドコンピューティング環境で売上を拡大し、ホストウェイは自社顧客に必要なセキュリティソリューションを紹介するサービス提供で両社間ウィンウィン戦略を図るという計画だ。
まずロックインカンパニーは自社ソリューションである「モバイルアプリ保護ソリューションリアプリ(LIAPP, LOCKIN APP PROTECTOR)」をホストウェイのクラウドデータセンターに搭載した。純粋な国産モバイルアプリケーション(以下アプリ)セキュリティソリューションがグローバルクラウドデータセンターを通じてサービスされるのは今回が初めてだ。グローバルインターネットデータセンター(IDC)運営企業であるホストウェイは最近、既存のインストール型アプリケーションを自社クラウドに搭載し、ユーザーが直接インストールおよび配布できるクラウド切り替え・以前のプログラムを進めている。昨年からIDC単純リース事業から抜け出してAmazon Webサービス(AWS)のように様々なアプリをサービス型ソフトウェア(SaaS: Service as a Service)形態で提供する動きにセキュリティソリューション企業としては初めてロックインカンパニーが参加することになったこと。
また、今回の提携を通じてロックインカンパニーは、ホストウェイのクラウドホスティングサービスを利用する顧客を対象に「モバイルアプリ保護ソリューションサービス」を立ち上げる。ホストウェイサービスを利用するすべてのお客様は低価格で安定したリアプリソリューション導入が可能だ。特に既存のライセンスが1年単位であるのとは異なり、月別課金方式のリーズナブルな価格で活用でき、プロモーション期間中にホストウェイで70%を無償で支援してくれる発売記念プロモーションも進行される。これに費用負担を理由に導入を躊躇していたスタートアップ顧客はリアプリを適用して見て長期使用を決定する合理的な意思決定が可能と期待される。
誰でも簡単に使えるモバイルセキュリティソリューションの提供を目指し、各分野の専門家が集まり、2013年に設立したロックインカンパニーは、昨年10月にクラウドベースのAndroidアプリのソースコード保護サービス「リアプリ」を発売した。リアプリは、既存のモバイルセキュリティソリューションとは異なり、SaaS型の製品で開発完了したアプリをリアプリサーバーに載せれば、わずか3秒でソースコード全体を暗号化することができ、簡単で迅速ながらも最高のセキュリティを提供する。既存のソースコードを見にくくする難読化方式ではなく、ソースコード全体を暗号化する形でソースコードを保護し、ソースコード保護だけでなくアプリで発生する可能性のあるメモリ変調やハッキング、デバッグなどハッキングが可能なすべての行為をブロックする。別途の上・変調防止ソリューションなどを購入する必要がなく、発売直後に金融、通信など国内屈指の企業と主要公共機関に供給先を確保した。
ロックインカンパニーチェ・ミョンギュ代表は「去る3月クラウド発展法が通過しながらクラウド形態でセキュリティソリューションを活用しようとする企業の問い合わせが殺到することでグローバル企業ホストウェイとの事業提携を決定し、多様なクラウドエコシステム構築協力でアプリセキュリティ市場を積極的に攻略できるようになった」とし「今後国内外有数企業との共同開発」言った。